逢我時 本多裕紀

 

 

 

2014.8.1(fri)-9.3(thu)

ギャラリーを茶室に見立てた空間に、水中にいるかのようなハスのインスタレーションを行う本多裕紀の作品を展示します。
作家が「自分を向き合う場所を。世界を再構築する時間を。」をコンセプトに作り上げた空間で、
陶庵×本多裕紀のコラボレーションにより作られた茶器の展示販売、茶器でのお茶の提供も行います。

 

自分の見ている世界は結局脳の見せている幻影で
現実それ自体はただそこにあるだけなのに
自我と感情はいつだって認識を歪ませるから、
我々はいつまでたっても本当の世界を見れない訳で。
それを是正しようにも自我は言語だけで出来ていて、
言語はそれ自体により思考するか
今ある記憶から
幻影を想起することしか出来ない
ただの記号、印でしかない。
でもときどき、言葉になる前に現実を理解できることがあって、
言葉にならないとはまさに。
太古の昔はそれを「啓示」と呼んだ。
それをくれた何かを懇願または感謝の対象としてとりあえず「神」とした。
だがその神は人間という生命が必ず持つもうひとつの意識
もうひとつの意識が言葉以外で語る「啓示」、
それは自分の世界をつくる自分の視点が変わるきっかけ。

自分と向き合う場所を。
世界を再構築するための時間を。

本多裕紀
2009~「路傍の花」日本銀行金沢支店ロビー恒久展示

2012 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ出

2013 LUMINE meets ART AWARD 2013 受賞